小説 （主役 山井 李雨 【ヤマイ リウ】）

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女はバカだ。

俺の言葉が甘い罠だとも知らずに何の疑いもなしにホイホイやってくる。

…まぁそんな女共をオモチャにして遊んでいる俺もバカか…

『りうーーーーーーっ!!』

ほら……来た。

『今日も遅かったわね…もう５時限目よ?』

『…そう?まだ５時限目だけど?』

『“まだ”って…“もう”の間違いじゃないの?』

『ふふっ...』

俺は悪戯に笑う。

『で…こんな時間までなにしてたのっ?学校も来ずに…』

『ただの寝坊だよ〜っ』

俺はまた嘘をつく。

ただの寝坊なわけがない。

俺は学年トップ。

どこを探しても悪い噂なんて転がってない。

そんな俺が寝坊?

笑えるな。

他の女と遊んでいただけ。

ただ、それだけ。

―この女は　結城　菜乃【ユウキ　ナノ】。

俺の彼女だ。

まぁ俺にとってはたくさん転がってるオモチャに過ぎないのだが。

『また寝坊〜?このごろ寝不足なんじゃない?』

『いいって。大丈夫。な?』

『もう…』

『おーーいっ!!!』

ドンッッ!!

おいおい...

そんなに力いっぱいぶつからなくてもいいだろ?

『なんだよ…』

『あっ、結城さん!!』

『こんにちは!水破君!!』

『こっ　こんにちはっ!!』

『ふふっ、可愛いっ!』

この男は　水破　海【ミズハ　カイ】。

俺より一つ年下で

幼馴染。

一番信頼できる奴。

まだ中1のくせに大人っぽくて

かなりの二重人格。

おそらく今の“ヘタレキャラ”も本性ではないだろう。

―怖い奴だな。

『…海。とりあえず屋上いくか。』

『あっ、ハイ。』

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく…?

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こんにちあ!!
なんか衝動的に書いたもの。（←
ちょっと変態要素ありっていう（爆

末長くよろしくおねがいしますｗ